アラフィフいろいろありすぎ

精神の病を抱えて人生の道を彷徨うアラフィフ。中年アラフィフが何をどこまでできるのか

Photo No.320 / リバーサルフィルム自家現像のススメ

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FUJICA ST801 + AUTO RIKENON 55mm F1.4 / Fujifilm Velvia100

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先日失敗したリバーサルの現像。下のような感じになってました

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PENTAX SP + MC VOLNA-9 50mm F2.8

Photoshopで補正して、こんな感じに

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いろいろ調べてみたのですが、PENTAX SPの露出計に関しては問題ないことは昨日のUPした写真でわかりました。なので現像過程のどこかで失敗したのだろうといろいろ調べたのですが、とあるWEBサイトでヒントを見つけました。赤黒い場合はさらに漂白時間を長くする、という一文があったのです。まさにその症状なので、今回は定着漂白時間を長くしてみました。その結果ある程度いい感じにまでできたので、現像のレシピを記しておきたいと思います

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●用意するもの

カラーネガフィルム現像で使う発色現像液(液1)

カラーネガフィルム現像で使う漂白定着液(液2)

カラー・モノクロ現像で使用するドライウェル

詳細は以前のこちらの記事をご確認ください

leica13579.hatenablog.com

それに加えて、自分が使った薬品はこちら

1リットルの水に薬品Aを21g、薬品Bを30gの割合でよく溶かします

そこにカラー現像で使用するKodakエクタカラーRA発色現像補充液のa液を20ml溶かします。これが「液3」になります

自分はリバーサルフィルム1本ずつしか現像しないので、500mlのペットボトルで分量を半分にして作りました。これを

第一現像液(液3)

とします。あと

ぬるま湯(38℃)

を用意します

まず大事なのが水温ということらしく、リバーサルフィルムの現像は38℃です

●現像手順

第一現像

38℃にしたぬるま湯を、現像タンクに流し込みます。そのまま2分ほど放置して、液を捨てます(できれば希釈して捨ててください)

38℃にした第一現像液(液3)を一気に現像タンクに流し込みます。最初の1分は連続撹拌。その後1分ごとに10秒ほど撹拌します。これを3分30秒行います。ただしコダックのエクタクロームE100の場合は現像不足になるので6分30秒行う、との情報もネットに散見されましたので、注意が必要です。自分はフジのVelviaで行ったので3分30秒となります

水洗

自分はいつも4分、流水で水洗します。現像タンクに水を流しながら撹拌し捨てる、を繰り返して水がきれいになるまで続けます

反転

現像タンクを開けて、フィルムをリールから取り出し裏表まんべんなく光に当てます。蛍光灯でも自然光でも大丈夫です。その後、またリールに巻き取りタンクに戻し蓋をします

第二現像

38℃にした発色現像液(液1)をボトルに流し込みます。同じように最初の1分は連続撹拌、その後1分ごとに10秒ほどの撹拌をします。これも3分30秒行います

水洗

先ほどと同じように4分、流水で水洗します。ここからは明所で作業して問題ありません

定着漂白

カラー現像で使う液2を現像タンクに入れます。これは常温で問題ありません。最初の1分連続撹拌、その後1分ごとに10秒ほどの撹拌をします。これを15分行います。自分はこの作業に入る時は現像タンクの蓋は外してしまいます

この「15分」が曲者で、前回は15分では漂白が足りなかったためにかなりアンダーで赤い写真になってしまったわけです。なので今回はまず15分撹拌しました。その後取り出してリールからはずし、漂白具合というかどんな感じになっているかを確認しました。画像が暗い場合は漂白が足りないので、さらに定着漂白液で撹拌します。今回は自分は、最初に15分やって確認、像が暗かったのでさらに15分。まだ少し暗い感じがしたのでさらに15分、全部でざっくり50分ほど行いました

水洗

再び4分ほど水洗した後、ドライウェルに漬けて30秒から1分。あとはつるして乾燥させる作業です

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以上がリバーサルフィルムの現像工程です。他にも薬品を添加したり、いろいろ方法はあるみたいですが、カラー現像を普段やっている人が安価にリバーサル現像を行うには、この方法がよいかと自分は思います

そして気になるのが温度。カラー現像もモノクロ現像も、自分はそこそこアバウトにやっています。カラーなら30℃、モノクロなら20℃が基本ですが、今は1℃変わるごとに30秒減算・加算して作業しています。リバーサルフィルムは温度が大事らしいので果たして自分のやり方でいいのかは疑問ですが、今回リバーサルフィルムを現像したときは、水温が38℃から37℃に少し下がった状態からはじめました。なので、30秒+α(感覚)加算して第一現像、第二現像ともに4分ちょっとやってみました。それでもちゃんと現像できていたので結果オーライでしたが、今後これに関しては本数を重ねて検証していく必要があるかもしれません

タイトルに「リバーサルフィルム自家現像のススメ」としましたが、こればかりは完全に自己責任です。実際自分も最初の1本は大失敗しましたし、カラーリバーサルフィルムはとにかく高い。なのでどうしても失敗したくないフィルムなら、ラボに出すのが正解かと思います。しかし、店舗に現像に出すと安くても1本1000円以上かかります。なので薬品を買ってさえしまえば、安価に現像できる事は間違いありません

ぜひお試ししてみてはいかがでしょうか